2011/12/02

火葬

この歌をももちゃんに捧げます。



昨夜、母と一緒に
温かいお湯で、ももちゃんの体を綺麗にふきました。
足の先から徐々に体温を失っていく
かつてももちゃんとして生きてくれた体。
少しずつ冷たく固くなっていく体。

ありがとう。
ありがとう。
と、感謝の気持ちを込めながら。
あぁ、こんなに痩せちゃったんだね。
でも、ももちゃんの黒い毛並、ほんとに綺麗。
そんなこと呟きながら。

母がぽつり。
「ともの病気をももちゃんがもっていってくれたのかもね。」
と。

ももの具合がおかしくなったのは
私が療養の為に実家に戻ってからです。

肺が炎症をおこしたのか
私が1か月ほど息がうまくできず
ぜーぜーしていた時から
ももちゃんも左半身が不自由になって
後半は一日のほとんどを痙攣しながら横たわっていました。

いつもみんなの心配をして
小さい子がいると
一所懸命しっぽを振って
例え子猫に引っ掻かれても
めげずに舐めにいったもも。

家族の誰かが長期不在にすると
いつも気にしてばかりいたもも。

マザーテレサが犬になったら
ももちゃんみたいになるに違いない
というほど、母性愛に満ち溢れた存在。

母が言うように
もっていってくれたのかもしれない。

ごめんね。
ありがとう。

もらったこの命、大事にします。
私はそれはもう右に出るものがいないほど
もっのすごい、ものぐさおやじだけど
精一杯大事にします。
ももちゃんに教えてもらったこと
ももちゃんと一緒にいた時間
ももちゃんと過ごした大事な記憶
全部大切に心の宝箱にしまっておきます。

今日、ももちゃんは伊勢で火葬されます。
ももちゃんは煙となって、風となって
生まれた山に帰っていくのですね。

さようなら。
ありがとう。
そして、いつかまた会いましょうね。
大好きだよ!

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